家族心理学を学んでいる人が気になるのが、家族心理学を大学院で学ぶことは可能なのか、もし可能ならどうやって大学院を選べばいいのかということです。大学院の数はとても多くありますから、絞り込むだけでも一苦労です。この記事では、家族心理学を大学院で学べるのか、また、大学院決定にあたっておすすめの基準は何かご紹介します。

家族心理学を大学院で学ぶことは可能か

家族心理学を志す人が一番気になるのが、家族心理学を大学院で学ぶことは可能かということです。結論から申し上げますと、可能です。ただし条件があり、家族心理学を専門にする先生がいないと、詳しく学ぶことはできません。指導教員がいなくても研究できなくもないですが「どうしてうちの大学院に来たの」と思われる可能性が高いですし、教員も専門でない分野の指導は限界があるでしょう。できることなら、家族心理学を専門にする先生がいる大学院を選ぶことをおすすめします。

家族心理学の大学院を決めるためにやるべきこと

家族心理学を大学院で学べることはわかりました。次に考えるのは、家族心理学の大学院を決めるために何をすればいいのかということです。受験勉強することは当然として、そのうえで何を考えればいいのか解説します。

本当に家族心理学でいいのか考える

まず、本当に家族心理学を専門にしていいのかよく考えてください。何となく家族心理学にしているだけで、家族心理学でなくてもいいということはないでしょうか。たまたま興味を持ったのが家族心理学だっただけで、自分がやりたいことを考えると、家族心理学を専門にする必要はない、むしろ他の分野の方が適切であるということもあります。

家族心理学を学ぶんだという思い込みを捨てて、一度フラットな状態で検討してみてください。それでも自分は家族心理学を学びたいし、他の分野では得ることができないものがあると考えるなら、家族心理学を学べる大学院にするといいでしょう。

自分の研究テーマを決める

一言で家族心理学と言っても幅広く、先生によって得意分野が多少異なります。どの先生の元で学ぶか決めるためにも、まずは自分の研究テーマを考えましょう。大学院に入るためには研究計画書を提出する必要があるため、どこに行くにしても研究テーマを考えることは必要なことです。大学院を決めてから考える人が多いですが、大学院を決める前にある程度方向性を決めるという方法もあるのです。

先行研究を調べていくうちに、多く名前が出てくる先生がいます。中には今も大学院で指導している先生がいますから、気になる人がいたら検索して調べることをおすすめします。こうやって何人かの先生を探して、大学院決めの参考にします。

研究室訪問をする

ある程度先生を絞ったら、研究室訪問をすることをおすすめします。研究室訪問は必須ではありませんし、先生によっては忙しくて受け付けていない場合もあります。しかしながら、実際に研究室へと行き、先生と直接話すことは、とても重要なことです。イメージと現実が異なる可能性があるからです。研究やプロフィールを見ていいなと思っても、実際に会ってみると合わないと感じることもあるでしょう。入ってから苦しむことを避けるためにも、可能なら研究室訪問してやり取りしておきたいところです。

先生と話すときは、どういう院生を欲しがっているのか聞くことをおすすめします。先生の考えを知ることは大事ですし、自分が先生が欲しがる院生になれるかどうか確認することにつながるからです。どういう院生を欲しがっていて、入学を目指すにあたってどのような勉強をすればいいのか、アドバイスをもらうようにしましょう。できれば研究室訪問の前に聞きたいことを考えておいて、質問して不安を解消することをおすすめします。こうすることで余計なことを考えず、真っ直ぐに大学院を目指せます。

また、研究室訪問をする際は、社会人としての常識、マナーをおろそかにしないようにしましょう。社会人の方なら問題ないでしょうが、学生の方は注意が必要です。基本的なビジネスマナーくらいは学んでおいて、失礼がないようにしましょう。

家族心理学の大学院 決め方の基準は

家族心理学の大学院を決めるために何を見ればいいのかということについて解説します。基準がわからない人は、以下の内容を元にして受験する大学院を決定してください。

大学名で決めない

まず、大学院を大学名で決めることはおすすめしません。とりあえず有名だからという理由で受けても、入学後苦労することが多いです。大学名よりも、どんな先生がいるかということの方が大事です。人で決めるのです。大学院に入ったら、その先生に指導を受けることになります。やはり自分の興味ある分野を得意とする先生の方が、手厚い指導を受けられます。ある程度人を絞ったうえで大学名で決める分には構いませんが、最初から大学名ありきで大学院を決めるのはやめましょう。プライドのために家族心理学を学ぶ大学院に行くわけではないはずです。

場所

理想を言えば先生で大学院を決めたいですが、大学院の場所も無視できません。今関東に住んでいる人が、いい先生が九州にいるからといって九州の大学院を受けるというのは勇気がいるでしょう。親との関係や経済的に難しいこともあります。先生で絞りつつも、場所も考慮に入れて妥協点を決める必要があるのです。

カリキュラム

そこの大学院で何を学べるのか、どういう指導がされているのかということも重要です。大学院では研究をする場所とはいえ、普段は授業や実習もあっていろいろな人から指導を受けます。そこの大学院は手厚い指導を受けられるのか、指導教員以外の先生はどんな人がいるのかよく見ておくことをおすすめします。

家族心理学の大学院は先生で選ぼう

家族心理学の大学院は、自分の興味あるテーマを参考にして、先生で決めることをおすすめします。その先生にお世話になって本気で研究していくんだという強い意志を持って学んでください。いいカウンセラーになるためには、積極的に研究して学んでいく姿勢が大事です。後悔のないように、自分に合った家族心理学の大学院を選びましょう。