さまざまな家族間トラブルのアドバイスや、指南に役立つ心理学は家族心理学というものがあります。
その家族心理学のプロフェッショナルには、主に家族療法カウンセラーと家族心理士、家族相談士という方たちが存在します。
それぞれ資格が必要なものになりますが、どのように資格取得ができるのか、かかってくる費用も含めてこれからお話をしていきます。

 家族療法カウンセラーとは

家族療法カウンセラーとは、家族心理を用いて、現代に起こるさまざまな家族問題の解決を目的とし、それぞれの家族に合ったサポートをしていくカウンセラーのことを呼びます。新規
支えを必要としている方の声に傾けて、知識を使ってアドバイスや的確な指導を行っていきます。

家族問題が増えてきている現在、活躍の場は幅広く、その存在はどんどん需要が増してきました。

家族療法カウンセラーの受験は、「一般財団法人日本能力開発推進協会(JADP)」により実施しております。
試験で判断される内容は、主に心理学の基礎知識やアドラー心理学の基礎知識、カウンセリングの基礎知識、カウンセリング能力としています。

 家族療法カウンセラーの資格取得方法

資格をとる最もポピュラーで安価な方法は、通信講座を利用する方法です。
民間学校や専門学校などを利用する方法もありますが、時間もお金も多くかかってきてしまいます。

例えばキャリアカレッジジャパンであれば、学習期間は4ヶ月とハイスピードで知識を身につけることができます。
ここでしっかりと家族心理を学ぶことで、JADO認定の資格が目指せるようになるということです。

また、キャリアカレッジジャパンの全カリキュラムを修了すると、受験は在宅でも可能なので、なかなか家を離れることができないような方でも安心して受けることができます。

資格取得するためにかかる費用

キャリアカレッジジャパンで学び、その後受験したとすると、かかるってくる費用は次の通りです。

キャリカレネット申込み¥36,000、
家族療法カウンセラー受験料¥5,000で、
¥41,000で資格を取得することができます。

家族心理の専門家“家族心理士“とは

家族心理士と家族相談士は似ていますが、家族相談士より高い階級の資格を持つ方のことを家族心理士と呼ばれます。

どちらも“家族心理士・家族相談士資格認定機構“による心理資格で、健全な家庭作りのアドバイス、指南、啓蒙活動を目的としています。
家族療法カウンセラーよりもさらに専門的知識が必要とされてくるので、資格取得するために満たさなくてはいけない条件があります。

家族心理士・家族相談士の資格取得条件

ー家族相談士ー

家族相談士になるには、「家族相談士養成講座」を受講し、試験を受ける流れが一般的ではありますが、「家族相談士養成講座」を受講していなくても、“家族カウンセリングに関係する臨床経験が1年以上“あれば受験資格を得ることができます。

試験自体は面接と筆記試験で行われます。

ー家族心理士ー

家族心理士の受験には下記の条件どれかひとつをクリアしていないといけません。

・大学院博士前期課程(修士課程)において、家族についての心理臨床領域における研究により修士号を取得し、かつ1000時間以上の家族援助の臨床経験がある方

・家族心理臨床研修センターが実施している「家族心理士研修課程」を修了し、かつ1000時間以上の家族援助の臨床経験がある方

・臨床心理士、公認心理師、日本カウンセリング学会の認定カウンセラー、一般社団法人日本産業カウンセラー協会認定のシニア産業カウンセラーなどのいずれかの資格を持ち、かつその資格を取得してから、1年、1000時間以上の家族援助の臨床経験がある方

・「家族相談士」の資格取得後、家族についての心理臨床領域について研究し、2年、1000時間以上の家族援助の臨床経験がある方

・上述のどれかと同等の資格条件を持っている方

資格取得するためにかかる費用

ー家族相談士ー

合格するまでにかかる費用は、「家族相談士養成講座」を利用した場合、

テキスト・受講料で¥176,000、
資格審査料で¥22,000、
登録料¥33,000、
申請書類代で¥1,100の、
¥232,100が必要になります。

ー家族心理士ー

受験するためには、

書類請求費で¥1,080、
認定審査料で¥21,600、
資格登録料で¥32,400の、
¥55,080が必要になり、さらに先ほどお話した受験条件を満たすための費用がプラスでかかってきます。
そのため満たす条件により必要になる金額も異なってきます。

それぞれの資格取得率

ー家族療法カウンセラーー

全問題の70%を正解すればよいので、満点をとる必要がなく学習時にきちんとポイントを抑えておけば資格取得は難しいものではありません。

ー家族相談士ー

資格認定審査を受けるために“家族相談士養成講座“をあらかじめ受講していることもあるため、その合格率は90%くらいとされています。
そのため資格取得の難易度もそんなに高くはなく、比較的合格しやすい資格であるとも言えます。つまりどちらの資格であっても、要点をつかんだ学習をきちんとしてさえいれば、合格が難しいものではないのです。

ー家族心理士ー

家族心理士の場合は受験までに満たさなくてはいけない条件がどの条件であれ、1000時間以上の臨床経験が必要と定められているため、これが少々難関といえます。
現在で家族相談士が2200人近くいるのに対し、家族心理士は150人程度しか存在していないのも、その受験の難しさを物語っています。(2019/5月時点)

まとめ

家族療法カウンセラーと家族心理士・家族相談士は、どれであっても必要な人に必要なサポートをしていくことのできる重要な役割をもつ方々です。
資格が必要なものなので、資格取得にはどうしてもそれなりにお金はかかってきますが、その資格を生かしたお仕事は、たおその費用以上のやりがいがあります。

また、家族療法カウンセラーであれば在宅で学び在宅で受験することのできる手軽さも魅力的です。
活躍できる就業先は本当にさまざまなので、資格取得時には、どういう所でどんな方の助けになりたいのか、先のビジョンを立てておくと資格取得後に困ることはありません。