家族心理の勉強をするにあたっては、家族心理についての数多くの書物が出ていますのでそれで勉強するのもいいでしょう。しかし、就職や転職、スキルアップで「家族心理の資格」を取得してその資格を生かす場合には、通信講座でしっかりと勉強するほうが得策です。通信講座では家族心理についての勉強をカリキュラムに沿って基礎から行うことができます。そうして学んだ家族心理資格を生かして仕事に就くことができます。

家族心理を勉強する意味

家族心理を勉強では、現代社会において家族に起こるさまざまな問題についてその原因や今の状態、解決方法を理解していくことになります。夫婦に起こるDVや離婚問題、子育てや高齢者介護で起こる虐待、学校が絡んでくる不登校やいじめなどは、ケースに応じて非常に複雑になっています。特に家族心理で対応する場合には、問題を抱える家族に対して関係諸機関との連携も必要になる場合もあります。

自分の家族に問題が起こって家族心理について勉強される方もいますが、就職や転職、スキルアップで「人(家族)のために」資格を取得するなどの勉強をされる方も多いです。家族心理を勉強する意味は、それぞれの家族内の関係性や発生したひずみに対して、家族心理学の観点から解決方法を導き出し修復するという、非常に重要な役割を果たすことを目標に勉強することになります。「人(家族)のために」家族心理を学ぶことは今の世の中だからこそ大きな意味があります。

家族心理を勉強して仕事に生かす(1)夫婦・家族カウンセラーとしてできること

家族心理資格を生かして仕事をする場合、「家族の中に入り込むこと」「家族みんなとのコミュニケーションで信頼関係を築くこと」が重要になります。第三者が家族の中に入り込む時には、信頼関係の構築が鍵になります。夫婦・心理カウンセラーの資格取得の勉強をして仕事に生かす場合には、仕事の依頼を請けて家族構成や家族の問題の聞き取りをし、その根底にある原因を探り問題解決方法を見出し、アドバイスをするという役割を果たします。 

相談・依頼を受けた家族の問題を的確に把握しながら、依頼者の方だけでなくその家族全員と話し込み、カウンセリングが必要な場合には十分な時間をかけていきます。このカウンセリング手法は、家族心理資格取得で勉強したことを生かすことができ、資料を整理したり話すポイントを明確にしたりしていきます。家族一人一人に寄り添いながらカウンセリングで勉強したことをもとにして進めていきます。

家族心理を勉強して仕事に生かす(2)社会福祉士としての役割

家族心理を勉強して社会福祉士として仕事をされている方も多いです。社会福祉士は、一般的にソーシャルワーカーや生活相談員という名で呼ばれています。社会福祉士は、福祉・医療関係の相談に対して専門的な知識やスキルを持ってアドバイスを行います。家族は非常に大切な人間集団です。ただ、一旦その関係性が崩れてしまいますと修復にはかなりの時間と労力がかかります。また、修復できない集団になってしまうことも少なくありません。

社会福祉士の立場で家族の相談に乗る、関係性をよくすることはやりがいがあります。その分、社会からの信用度が高いですから、しっかりと家族心理の勉強をして得た理論で対応していかなければなりません。病院や福祉施設、学校、ホームなどで、利用者さんとその家族に対応し的確なアドバイスをすることになります。社会福祉士になるためには、家族心理だけではなくさまざまな心理学の知識やスキルの勉強をしていくことになりますので就職先も多く高収入が期待できます。

家族心理を勉強して仕事に生かす(3)心理カウンセリングインストラクターとしてできること

結婚したときから出産、育児、子どもの教育という経緯を経て、夫婦二人が家族として行うさまざまなことが、長年の積み重ねの中で生じるひずみの原因になることが多いです。家族心理を勉強する中で、夫婦間で起こる問題の事例は数多く紹介されています。心理カウンセリングインストラクターが家族心理の問題に関わる時には、問題を抱えるそれぞれの夫婦から事情を聞いて、その夫婦に応じたアドバイスをしていくことになります。

また、心理カウンセリングインストラクターとしてインストラクター業務の一環として勉強、実践してきた家族心理の事例を基に、カルチャースクールでの講演会や心理学教室などで講師活動を行うこともあります。さらには、インストラクターとしての資質向上のためにインストラクター同士の情報交流も欠かせません。家族心理を心理学の観点からカウンセリングを行う重要な役割を果たします。

家族心理を勉強して仕事に生かす(4)家族心理を勉強してケアマネージャーにも

ケアマネージャーの仕事は、介護を要する方やその家族に対して、適切な方法を助言することや介護保険のプランニング、関係機関との調整作業などを行います。患者さんの身になって、また家族の方の思いを汲み取りながらの仕事になりますからその責任は非常に大きいです。しかし、近年の介護等の状況をみますと、家族さんの思いの中に、介護を要する家族を施設に任せっきりになっている場合も少なくありません。

そこで、家族心理で勉強したことをケアマネージャーとして積極的に家族さんに働きかけることが重要になります。ケアマネージャーとしての資質の中には、家族心理学の理論についての理解も含まれています。勉強で得たその内容を生かして家族みんなが円満に過ごせるようにしていきます。利用者さんが在宅されている場合には、家族や地域での自立も目標ですから家族の方とも十分コミュニケーションをとる必要があります。

家族心理を通信講座で勉強して仕事に生かす! まとめ

家族を形成している環境は、その家族構成からも多くのケースがあります。例えば、再婚という事例をとってみましても、何回目?二人の年齢は?仕事は?子どもは何人?子どもの年齢は?親と同居?など、さまざまな環境の違いがあることがわかります。夫婦の問題、子どもの問題、親子関係などの問題に対応する家族心理の専門家として勉強してきたことを生かすことになります。