家族心理資格取得などで勉強をしていざ就職に生かす場合のポイントは、家族のメリットやデメリットをポイントとして整理して考えておく必要があります。家族心理カウンセラーとしては対応する家族にとって最善の解決を目指さなければなりません。家族支援を行っていく過程でそれぞれの家族でさまざまな障害が生まれてくるものです。その対応のポイントを把握して対応していくことが大切です。

家族心理を仕事に生かす場合のポイント(1)複数の案件を担当することがポイント

家族心理を仕事に生かすということになりますと、心理学的要素やカウンセリングや面談などで対応する際のコミュニケーション能力など、非常に難しい知識やスキルを持つことになります。それらの知識やスキルを身に付けておけば大いに効果が見込まれます。しかし、家族とカウンセリングなどを続けていても短期間では結果が出ないというデメリットもあります。

家族心理学の理論を駆使して家族それぞれの思いや悩みをお聞きしていきますが、なかなかうまくいかないという現実にぶつかります。そういう場合に、ベテランの家族心理カウンセラーは、複数の案件を抱えて対応していくという方法をとっています。案件に懸命に取り組んでいるのに家族が本心を話してくれず案件が進まないなど、壁にぶつかった時にカウンセラーそのものが落ち込んでしまうということもあるからです。

家族心理を仕事に生かすポイントは、複数の案件を抱えて仕事をすることです。2~3の案件を同時に対応していきますと、一つの案件で行き詰った時には、気持ちを切り替えて別の案件に対応できるということになり、落ち込む時間がなくなることになります。どの案件もカウンセラーとして効果を上げているという自信を持って仕事をしていくことです。

家族心理を仕事に生かす場合のポイント(2)特殊な家族の対処法のポイント

特殊な家族を扱うカウンセリングもめずらしくありません。家族心理学の理論とその手法によって効果が表れるのですが、いくら努力しても結果がでない状況に陥ることもあります。家族心理カウンセラーとして依頼を受けたものの、問題の家族や夫婦が遠方に離れて暮らしている場合や連絡が取れないという場合が現実にあります。

相談者の家族が遠方の場合もカウンセリングをする上では障がいになります。その対処法のポイントとしては、電話やメールという方法を取ります。遠方に暮らされていると、それをデメリットと捉えてしまい、カウンセリングが十分できないというように考えがちですが電話でも十分家族心理のカウンセリングは可能です。電話によってカウンセリング理論に沿って話し込みます。もちろん話に乗ってこない場合は短時間で終えるようにします。

また、相談者の家族と連絡が取れない(取りにくい)状況の場合にもその対処法のポイントがあります。よく仕事が忙しいので連絡はしないで欲しいと言われます。しかし、人の仕事は一日のどこかのタイミングで空きが必ずできます。「空きを待つ」という方法で対応していきます。これには粘り強さとしつこくならないことが必要ですが、これも家族心理カウンセラーとしての資質です。

家族心理を仕事に生かす場合のポイント(3)面談、電話、メール、手紙の有効な活用

家族心理カウンセラーとして家族支援をしていく場合は、それぞれの家族と会って話をしたいものです。医者や一般的なカウンセリングでは面談が基本です。しかし、家族心理カウンセリングでは、面談にこだわらない対応を取り入れることもポイントになります。人によっては面談を好まない方もおられますので、電話やメール、手紙など、その人に合った方法でカウンセリングを行うことも考えておきます。

電話の場合のポイントは、電話なら話すことができるという家族からその人の思いをしっかりと聞き出し書き留めるようにすることです。面談するよりも電話の方が積極的にお話をしてくださる方がおられますので、カウンセリングの際に電話が有効になることも多いです。電話の場合も面談と同じくしっかりとその人の思いを聞き出すように、質問項目を準備して話すことがポイントになります。

人と話すことが苦手な方もおられます。その場合にはメールや手紙という方法をとります。メールの場合には、カウンセラーからはできるだけ簡単な文面で送ることがポイントになります。メールの場合には同じ文章でも意味を取り違える場合もありますので注意が必要です。手紙の場合には手書きの方が心は伝わると思いますが、文面に注意が必要ですので何回も書き直さなければなりません。ワードなどで打ち込む方が文章を吟味することができますのでいいでしょう。

家族心理を仕事に生かす場合のポイント(4)コミュニケーション能力は必須

家族心理カウンセラーとしてさまざまな家族の方と接する中で、カウンセリング能力とともに、コミュニケーション能力も必要です。家族の問題を抱える方は、非常にナーバスになっておられますので、家族問題以外のコミュニケーションで良好な関係を築くことがポイントになります。趣味や特技、休日の過ごし方、好きなタレントのことなど、プライベートな部分で話に出ることについては下調べをしてコミュニケーションを図ることです。

また、カウンセリングの初期の段階で家族の中でカウンセラーがフィルター役になることがポイントです。家族それぞれと良好な関係づくりを作り上げていくことです。このように、フィルター役として家族をまとめあげること・・・これは、カウンセラーとしての資質が問われるたいへん大切なポイントになります。

家族心理を仕事に生かす場合のポイント まとめ

ご紹介しましたように、家族心理資格を取得してカウンセラーとして仕事をしていく上で家族のメリットとなるように対応するポイントは非常に重要です。最善の解決を目指す家族心理カウンセラーとしてこれらのポイントを心して仕事をしていくことです。また、カウンセリングを受ける方は、家族支援を強く求めておられますから、それに応える対応をしっかりと行わなければなりません。そのためにも家族支援を行う場合のポイントを理解しておくことです。