家族心理の本は、現在社会におけるさまざまな家庭の問題の悩みを解決するために役に立ちます。夫婦や子供、そして高齢の家族などに悩む人はもちろんのこと、アドバイザーとしての仕事を考える方にとっても、家族心理の本は広く深く学ばせてくれます。家族心理の本で知識やスキルを学んで資格取得もでき仕事に生かしておられる方もおられます。

 

1.家族心理入門・家族とは?に根本から学ばせてくれる本

『家族心理学―家族システムの発達と臨床的援助(有斐閤ブックス)2,750円』

日々さまざまな家庭で繰り広げられている「家族」生活ですが、そこには多くの問題が発生しています。その問題に真っ向から応えてくれる本です。家族心理について初歩から学び、家族問題を抱え解決させたい方やこれから家族心理関連の資格取得をして仕事に生かしたい方にとってぴったりの本です。

「家族」は、変動する社会情勢の影響を受け続けているシステムであるという捉え方で家族心理について具体的に解説されています。「家族」が発達する道筋の解説では、「どうして家族問題が発生するのか」というさまざまな家族心理の問題についてのメカニズムが明らかにされています。また、この本にはカップルカウンセリングや家族療法などについての具体的事例も詳解されていますので、家族心理を学ぶ方にとっては非常にわかりやすく読みやすくなっています。さらには、心理学だけではなく「家族」を定義づける基礎理論や最新の知見などの専門的な知識を学ぶことができます。

 

2.家族心理とは?それぞれの家族の内面に迫る本

『よくわかる家族心理学(やわらかアカデミズム)2,860円』

私たち家族は、生まれ育った家庭状況や環境、家系などさまざまな要素で構成されています。家族心理は、このような家庭の環境や家族の影響を強く受けていることをぬきには考えられません。この本は、家族心理をさまざまな内部や外部からの影響から考えさせてくれる一冊です。

また、この本では、家族心理を考えるときに他の家族のとの関わり方にまで踏み込んでいます。違った環境にある家族同士の関わりにおいては、「色眼鏡を外す」必要があるという視点で解説されていきます。特に子供同士の関わりを考えるときには、その家族と深く関わることもあり、それぞれの家庭の家族心理を考えてつきあっていく必要があります。

 

3.家族心理は個によって違う!家族の始まりの恋愛、結婚から考える本

『家族の心理―変わる家族の新しいかたち 2,860円』

現在の家族心理は、少子高齢化のことを第一に考える必要があります。子供の場合ですと一人っ子問題、高齢者の場合ですと心や体の病気や介護の問題などが、家族状況によって違いますが深刻な問題に発展することもあります。この本から学べることは現代家族を学ぶ家族心理学です。

家族の始まりを恋愛として、結婚、出産、子育て、離婚等、多くの家族が経験する社会的な心理課題について詳しく解説しているこの本は、カウンセラーなどの資格を取得して職業に就く場合にも大いに役に立ちます。家族と個人というものが成長していく過程で、ライフサイクルに与える影響や家族心理を、家族の今とこれからという視点で詳解してくれます。

 

4.家族心理を子供に焦点を当てて詳解!子育てに踏み込んで家族心理を考える本

『子供が育つ条件―家族心理学から考える(岩波文書)902円』

子供を育てる過程では、親や兄弟の家族心理が大きく関わっていきます。そんな子供に関しての悩みや不安を抱える親やその相談にのるカウンセラーの立場の方たちに好評を得ている本です。子供を授かった瞬間から「コミュニケーションをどうとっていいかわからない」という思いの親が増えている中でコミュニケーション不全という問題に真っ向から迫っています。

親の不安は、この子育てに行き詰まり虐待や育児放棄に追い込まれていきます。成熟していない子供を育てるときに、ストレスは家族心理の中でも大きな問題になっています。その要因として考えられる家族関係やその変化、親子の家族心理の変化に注目されたこの本は、家族(特に親子)が成長に必ず役に立つことでしょう。

 

5.家族心理を研究しつくされた解説書!人間関係から学べる本

『家族心理学ハンドブック(家族心理学会)7,500円』

社会では組織という要素の中で、それぞれが役割を果たしながら日々機能しています。それを「家族」に置き換えて組織と考え、家族それぞれが家族集団の中の一員として存在しているという考え方から、集団の人間関係に焦点を当てて家族心理を詳解されています。出版している家族心理学会が30年以上の研究と実践という実績を持って書かれた本です。

さまざまな家族を取り巻く事例が存在する中で、長年の研究・実践で明らかにされていますので、専門的に学んで資格を取得しようという方の必読書になっています。家族心理の問題の考え方や技法が詳しく紹介されていますので、専門的に学ぶ方だけでなく初心者の方にもわかりやすい本です。

 

6.家族心理学目線で多くの家庭の問題に迫る本

『家族心理学への招待―今、日本の家族は?家族の未来は? 2,750円』

家族を取り巻くさまざまな不安、問題に対して、心理学目線から解説している本です。少子化の要因として取り上げられる非婚、晩婚には、現在の社会状況が影響して、その人の人生観が大きく影響しています。結婚という人生の決断に迫られた時に男女は何をどう考えるのかなどを解説しています。

また、出産・育児によって良好だった夫婦関係が崩れていくというケースも多々みられます。そういう状況に陥るときの家族心理はどう変化してしまうのか、出産によって新しい家族、かけがえのない素晴らしい家族が誕生したにも関わらず、どうして家族崩壊につながるのかを家族心理学の視点で解説しています。

 

7.手にとってみましょう!家族心理の本 まとめ

家族心理に関しての本はこの他にも多々出版されていますが、ご紹介しました6冊の本の魅力を感じ取っていただければと思います。カウンセラーなどに家族の問題を相談される方が増えている今、自身のためにも家族心理を本で学んでおくことをおすすめします。相談される内容(夫婦関係や子育て、親の介護など)については、やはり第三者であるプロに助けを求められているケースが多く、ご紹介しました本で家族心理を学んで知識やスキルを身に付け資格を取得するなどして相談に乗ってあげられるようになってください。