家族というくくりの中で、一般的に夫婦というのは唯一血の繋がりをもたない他人同士になります。
他人であるだけではなく、性別も違う男女2人が長きに渡りうまくやっていくのは、そもそもが難しいことです。
夫婦としてうまくやっていくためには、どんなことを考えていけば良いのでしょうか。

夫婦・家族心理を理解する重要性

家族みんなが充実した暮らしができるように、夫婦、家族心理について学ぶことは非常に大切なことです。
結婚生活をしていれば、誰だって夫婦関係で葛藤することありますが、そんなときに心理学の知識があり、その上心理学の知識のある人に相談できる環境があれば、無理なく危機を乗り越えて、健やかな夫婦関係を維持することが可能になるでしょう。

夫婦としてだけでなく、父親、母親、という家族の心理面でも双方にどのように作用しているか理解することが必要になってきます。
家庭内の問題は悪化していく場合がありますが、家族みんなが自らの役割を理解、調整できると、家庭としての機能を維持していくことができます。

専門家に相談する大切さ

夫婦のスタイルが以前とは変化している今の時代では、現代に合った専門家のカウンセリングが重要です。
夫婦の心理を理解していると、若い新婚夫婦でもしっかりと夫婦としての絆を結ぶことができます。

ある時には、深刻な問題にまで進展してしまうと、夫婦の場合は別居や離婚といったことになる事もあり、子どもへの対応を間違えると、悲惨な事件を起こすこともあります。
夫婦間の問題は、その家庭の中だけで解決するのが厳しい場合、夫婦・家族心理の専門家に相談するのがおすすめの方法です。

夫婦間での代表的な問題

夫婦間で起こる代表的な問題の解説と対処法についてご紹介していきます。

浪費癖やモラルハラスメント

浪費癖は夫婦間においては離婚の原因にもなり得る慎重な問題です。
浪費癖になってしまう原因はいくつかあり、ストレス、趣味に傾倒しすぎる、計画性がないゆえの浪費、などの依存による浪費が多いです。

もしパートナーが浪費癖に悩まされているのなら原因をはっきりさせて改善するために支えが必要です。
正論や常識を振りかざして相手を精神的に押さえつけるモラルハラスメントは非常にタチが悪く、モラハラとして理解するのにも時間がかかりますので、モラハラなのか分からない場合は一度専門家に相談することをおすすめします。

浮気

浮気は基本的に2つのパターンに分かれます。

①出来心の遊び半分
②パートナーへの愛情が薄れた

 

対処法としては、原因が①の場合は一度浮気が明らかになった時点での話し合いによりその後パッタリなくなる場合もありますが、同じことを繰り返す人もいます。
そうならないために、浮気は隠してもバレるということ、2度目はないことをしっかり相手に理解してもらえるように話し合いをすることが大切です。

原因が②であった場合は夫婦で冷静に話し合って問題点と解決策を見出していくことで今後の関係を変えていくことができます。
異性として扱われなくなった不満や、気遣いがない、相手に対してどうしても耐えきれない部分があるなど、一概に浮気と言っても原因はさまざまです。

セックスレス

セックスレスの原因もさまざまです。多くの場合は、

①疲れていてセックスする余力がない

仕事で疲れている、家事育児で疲れているなど生きていくためにはたくさんのエネルギーが必要になります。
そのエネルギーを使い果たしてしまい、セックスをしなくない訳ではなくても、毎日できる力が残らないことでどんどんセックスレスになってしまう事があります。

②あまりにもストレスが溜まっている

軽度のストレスであれば癒しの時間としてセックスレスになることは少ないですが、仕事や人間関係などで莫大なストレスを抱えて病んでしまうとセックスする気にもなれないということがあります。

③セックスする時間が無い

現代では夫婦がそれぞれ仕事をしている事が多くなってきたために、セックスする時間がないという問題もでてきました。
また、活動時間が異なる夫婦だとセックスをするにはどちらか一方が無理矢理に相手の活動時間に合わせなくてはいけないこともあり、なかなか簡単にはいかないこともあります。

④パートナーを異性として見れなくなった

男性の場合、奥さんが妊娠し出産をすると母親として見るようになり、女性として見れなくなってしまうケースがあります。
また、女性の場合も母親としての意識が強いため、旦那さんを父親としての認識が強くなることがあります。
これによって女として見れない、男として見れないといった問題が出てきてしまいます。

⑤パートナーに異性としての感情がなくなった

相手のことを異性だとは思っているけれど、異性としての感情がなくなるケースもあります。
例えば、見た目の問題です。
・夫は髭は整えず清潔感がない、体は肥満体型になってきて男性としてのカッコ良さがなくなった。
・妻は髪が長いのに髪の毛の手入れを一切しなくなった、自分の前で普通に着替えをする。
など、相手の意識の低下によることが多く挙げられます。

⑥体の性機能が衰えてきた

男性は特に歳を重ねていくにつれ、性的な刺激を受けても勃起できなくなっていくことがあり、さらにはそれを恥ずかしくて奥さんに言えないことがあります。

⑦ホルモンバランスの乱れ

女性は産後になると母乳を出したり赤ちゃんのお世話をするために、どうしても以前とはホルモンバランスが変わってしまいます。
それにより、セックスをしたい気持ちが減退していくことがあるのです。

セックスレスは話し合いにより解決できるケースがすくなくありません。
相手を理解し自分の考えを伝えることが第一歩です。

一方にのみ家事育児の負担が大きい

一般的に男性の方が家庭の主な収入源となるケースが多いため、どうしても妻に家事育児の負担が大きくなってしまいます。
ですが、女性は、男性に対して働いてくれていることにしっかり感謝を、男性はそれを当たり前に思わず手伝う努力や感謝の気持ちを日頃から伝えることでバランスよく保つことができます。

まとめ

ここまでで夫婦関係の様々な問題をお話しましたが、どんな内容であれ浮き彫りになった問題よりもその根本の原因をまず夫婦で話し合い考えることが大切です。

また、話し合いで解決できないことであれば更なる問題や事件にならないように、はやめに信頼できる人や夫婦・家族心理の専門家に相談することも必要なことです。